通信教育での日本語教師養成講座をとろうかと思っている人向けの記事です。
こんにちは、元日本語教師のかぴらぶです。
今日は、通信教育での、「420時間の日本語教師養成講座」の扱いについて、質問があったので、昔と比べた今の状況をお答えしたいと思います。
Q:「双方向での対話が可能なウェブ講座やスクーリングが含まれていても、通学が主ではない講座の場合は、420時間以上の研修をしたとは認められない」
との見方が法務省から示されましたという記事を読んだのですが、通信講座だと「420時間の日本語教師養成講座修了」とはならないのでしょうか?
A:そのお読みになられた記事は古いものだと思います。
法務省告示機関における、日本語教師の資格に関しては、2017年8月の法務省からの新基準にて改定され、現在では「通信だから不可」ということはなくなったようです。
それは詳しくは、こちらのページでご説明していますので、よかったらご覧下さいませ。
http://japanese-teacher.main.jp/420hours-2/
ただ今、日本語教師の環境はどんどんと変化していっています。国家資格である、「公認日本語教師」の準備もちゃくちゃくと進んでいるかと思います。
常に、受講する前に、最新情報にアップデートしていただければ、幸いです。
逆にいうと、今(2020年5月28日現在)通信での「420時間の日本語教師養成講座」を狙っているなら、
上記の法務省が認めた養成講座を取得してしまえば、国家資格を受験しなくても済むともいえます。
これから、「420時間の日本語教師養成講座」がどういう風に認められていくのか、もしくは変化していくのかわかりませんが、もう日本語教師になることを心に決められているのなら、
今のうちになんらかの方法で、日本語教師の資格を取っておくことをオススメします♪
日本語教師になるための3つの方法は、詳しくはこちらの記事をどうぞ♪
http://japanese-teacher.main.jp/3ways/