日本語教育能力検定試験

【日本語教育能力検定試験の難易度】独学で受かる?合格率から分かる試験の難しさ

日本語教師検定が独学でも取得できるか知りたい人向けです。

日本語教師になりたいので、日本語教育能力検定試験の合格を目指しています。やっぱり学校に通わないといけないのかな。独学でも合格できるのかや試験の難易度や合格率を知りたいな。
かぴらぶ
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このコラムを読むと、独学で試験に合格ができるかが分かります。

日本語教師資格試験とは、正式には「日本語教師能力検定試験」と言います。

通信講座などで、よくこの検定試験対策の教材を販売しているのを見かけることがあります。

そもそも対策専門の学校に通学せずに、通信講座などを利用して独学で合格することはできるのでしょうか?

どの資格試験でも同じですが、独学にするのか、通学するのかなどと色々と迷ってしまいますよね。

そこで、今回は「【日本語教育能力検定試験の難易度】独学で受かる?合格率から分かる試験の難しさ」をご紹介します。

日本語教育能力検定試験は独学でも受かる?

結論ですが、独学でも取得できます。但し、完全な独学よりは通信教育を利用するべきです。

理由としては、試験内容に記述式問題があるので、どうしても添削などをしてもらう必要があること。

さらに日本語教師資格は国家資格ではなく民間資格ですが、合格率が低く難易度は国家試験並みだからです。

では、実際に試験の難易度と合格率はどのくらいなのでしょうか?

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日本語教育能力検定試験の難易度と合格率

試験の合格率は約26%前後と、認定試験レベルとしては難易度は高いです。

過去の受験者数や合格者数のデータをみてみると、令和元年度は応募者 11,699 人、全科目受験者 9,380 人、合格者は 2,659 人でした。すごく受験者数が伸びてきているのが、わかりますね。

参考:#令和元年度の日本語教育能力検定試験 応募者・全科目受験者・合格者数 推移

合格率はおおよそ26%前後

令和元年度は、応募者、全科目受験者、共に過去最高の人数だったようです。令和元年の場合、全受験者に占める合格者の割合は、約28 %でした。

昭和 63 年からの推移では、17%〜26%の間で合格率が推移しています。特に、ここ 3年間の傾向として、合格率は 25.5%から28%と少し上昇傾向にあります。

試験の難易度

難易度については、全受験者のうち、だいたい1/4程度が合格する試験なので、難関であるとは言えませんが、簡単でもないと思います。

ただ、日本語教育能力検定試験は資格の取得が難しいので、合格してしまえば基礎的な実力があると客観的に認められやすくなるのが大きなメリットです。

次に、日本語教師能力検定試験の概要について、詳しくご紹介します。

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日本語教師能力検定試験の概要

日本語教育能力検定試験は、日本語を教える上で、必要となってくる基礎的な知識や能力が身についているかどうかを問う試験です。

それでは、具体的な試験内容をご紹介しましょう。

受験者の制限はなし。誰でも受験可能

誰でも受験できるのが、日本語教育能力検定試験です。

国家資格ではありませんが、日本語教師養成講座 420時間コースを修了する以外の方法で日本語教師を目指す人にとっては重要な資格です。

(大学で日本語教育の専攻・副専攻課程を修了していること、という要件もありますが、大学に入り直すのは、もっと手間と費用がかかるので、ここでは省きます)

試験は年1回、全国7都市で開催

試験は年に1回、10 月に札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の全国 7都市で行われます。

例えば、令和2年度の試験は 10月25日(日)です。受験料は10,800 円。

そして、合否結果通知の発送は、令和2年12月25日(金)の予定です。試験実施から合格発表までにかかる時間は約2ヶ月間かかることになりますね。                                     

出題範囲と合格基準

試験問題の出題範囲については、「言語と教育」「言語一般」「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」の5分野から出題されます。

教育の方法だけではなく、異文化コミュニケーション能力、日本語の歴史や、学習活動の支援に必要な能力などが幅広く、出題されています。

特に、「基礎項目」とされている分野については、優先的に出題されます。詳しくは、以下のHPをご確認ください。
参考:公式の受験要項

配点は、試験 I が 100点、試験 II(聴解試験)が 40 点、試験 III が 100点、合計 で240 点満点です。

合格の目安は、全科目で約7割以上とされています。

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420時間の日本語教師養成講座と試験の合格、どちらがいい?

日本語教師養成講座を受講するか試験の合格を目指すのかは、どちらもメリットとデメリットがあるので比較した上で選択しましょう。

例えば、日本語教師養成講座なら講座の修了すれば資格試験がないですが、学習期間が長く費用が数十万円かかります。

一方、試験の合格は費用は安く済みますが、合格率が約26%前後の難易度の高い試験で合格か不合格かの年1回の試験に勝負するかなど。

特に、420時間の日本語教師養成講座は受講料が高いことが最大のデメリット

この時点で養成講座は諦めて、試験の合格にかける人も少なくはありません。もし、途中で勉強を挫折したりすると後悔してしまうかもしれません。

もちろん、日本語教師養成講座を修了した後に試験を受験するのも選択肢の一つです。

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日本語教師教育能力検定試験の概要まとめ

今回のコラムでは、「【日本語教育能力検定試験の難易度】独学で受かる?合格率から分かる試験の難しさ」をご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?意外と難しいなと思われた方も、自分も合格できそう!と思われた方もいらっしゃるかと思います。

未経験から日本語教師を目指すなら日本語教師能力試験を攻略するか、420時間の日本語教師養成コースを受講するか、迷うところではあります。

日本語教師能力試験なら費用が安く済みますが、独学で勉強すると難易度が高い。

420時間の日本語教師養成コースなら修了すれば資格が取れますが、費用が資格試験講座の約10倍以上もかかる。

どちらもメリットとデメリットがあるので、自分に会った方法で無理なく学んでいただけたらと思います。

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