日本語教師で年収1000万円を稼げるのか知りたい人向けです。
給料が安いらしいけど、日本語教師で年収1000万円は稼げるのかな
日本語教師は給料が低いので、稼ぎにくい職業だと聞いたことがある人も多いと思います。
ただ、一方で日本語教師として年収1,000万円以上を稼げるという噂もあります。
実は、日本語教師で年収1,000万円以上を稼ぐのは不可能ではありません。
そこで、このコラムでは日本語教師が年収1000万円を稼げるのか紹介します。
なお、日本語学校で給料や年収を上げる方法を知りたい方は、コチラへ読み飛ばしてくださいね。
さらに、日本語教師の資格が取れる講座を比較したい場合は、下記から一覧で講座を比較して探せるのでおすすめです。
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日本語教師
プロフィール
「420時間の日本語教師養成講座」を終了して、英語を話す人に教える日本語教師として働いていました。
ニュージーランドにも在住していたこともあり、日本語の楽しさ・素晴らしさを実感しました。
このサイトでは、日本語教師を目指している方向けに役立つような情報をお伝えしています。
さらに詳しいプロフィールは、コチラへ。
日本語教師で年収1000万円は稼げる?
結論としては、日本語教師で年収1000万円は稼げるのは本当です。
下記は、文化庁による「日本語教師の資格創設にかかる状況調査」の結果報告です。
年収1000万円以上を稼いでる日本語教師は全体からみると約4%とわずかですが、いないわけではありません。
では、どのような方が高年収なのでしょうか。
年収1,000万円以上の可能性があるのは、海外の大学や大学院で教授として日本語教師をされている方などです。
特に、海外の大学や大学院で働いている方のなかには軽く年収1000万円以上稼ぐ日本語教師もいます。その方は、中国の大学で教授をされている先生でした。
日本語教師の時給の相場はどのくらい?
日本で日本語教師として働く場合、専任の正社員なら月給で20万円以上(年収で約300万円)です。
非常勤で1コマ(45分)あたり単価は約1,200~1,800円です。
特に、非常勤講師などであれば授業のコマ数によって左右されるので、どうしても給料が安くなったり、年収が安定しないでしょう。
そのため、日本語教師の主な退職理由は給料が上がらない⇒日本語教師の退職率が高い⇒残った常勤の仕事量が増えるいう悪循環になりがちです。
ただ、給料や年収はもちろん大事ですが、日本語教師は年齢を重ねても働ける環境もあり、やり方次第では生活できるぐらいは稼げるようになれます。
では、それでも日本語教師で年収1000万円を稼ぐにはどうすればいいのでしょうか。
日本語教師で年収1000万円を稼ぐには?
年収1000万円以上を稼ぐには、大学や大学院の教授ポストを狙うことかなと思います。
大学や大学院でポストを見つけるなら、まずは人脈を作りましょう。日本語教師の仕事は9割近くが人脈からくるといっても過言ではありません。
特に大学などのポストは一般公募すると、応募が殺到してしまい手間なので、口コミや紹介から探したい学校も多いですね。
なかでも、現地の言語に堪能であれば、海外の大学や大学院で日本語教師として教えられるようになれば、教授までならなくても年収1,000万円を超えることはあります。
ただ、年収1000万円ももらわなくてもいいので、年収を上げたいという方もいらっしゃるでしょう。
次に、日本語教師として年収をあげる方法をお伝えします。
日本語教師の給料や年収を上げるには?
日本語教師の給料や年収が低いままだとモチベーションが上がらないので、高くする方法はあるのでしょうか?
- 大学や大学院のポストを狙う
- 企業の出張授業を受け持つ
- マンツーマンのオンライン授業
1.大学や大学院のポストを狙う
最終的にオススメするのは、大学のポストを狙うことかなと思います。
教授までいかないまでも准教授や講師も年収が望めますし、それよりも生活が安定しやすいのが魅力です。
2.企業の出張授業を受け持つ
企業の出張授業を受け持つと給料や待遇が安定します。Twitterなどで企業から求人を出している場合があります。
私の知っている範囲だと、日本企業のラグビーチームの外国人に教えるとか、フィリピンからきたIT関連の仕事をしている研修生を教える仕事がありました。
3.マンツーマンのオンライン授業
マンツーマンのオンライン日本語教師なら働く時間に自由がきき、最近は副業としても需要と共に時給も高めになっています。
準備時間も少なくて済み、割と高い料金を払える層に教えられるオンライン日本語教師というのは、これから伸びていく分野だと思われます。
日本語学校で非常勤で働きながら、オンライン日本語教師として副業として働くのも方法のひとつです。
日本語教師になる資格の3つの取り方
実は、日本語教師として働くために資格は必要ありません。ただ、多くの求人情報では資格の取得が条件になっています。
実際に日本語を教える資格を得るためには、以下の3つの方法があります。
- 大学や大学院で日本語課程の修了
- 420時間日本語教師養成講座の修了
- 日本語教育能力検定試験の合格
大学や大学院で日本語課程の修了
大学や大学院で日本語教育の課程を修了する方法です。特に、告示校と呼ばれる日本語学校で日本語教師として働くには四大卒が必要です。
もし、四大卒の資格を持たれていない方や日本語を基礎から学問として学びたい方向けですね。
ただ、日本語教師として日本語課程を修了していることは大きな強みになります。時間に余裕があれば、大学や大学院で学ぶことも検討してみましょう。
420時間日本語教師養成講座の修了
四大卒あれば、420時間の日本語教師養成講座を修了するのが王道です。模擬授業もたくさんあるので、教育経験がない方でも実践を積むことができます。
ただ、費用が受講料として約50万円以上はかかる上に、最低でも6ヶ月ぐらいはかかるのが難点です。
自分にあった日本語教師養成講座を選ぶことが大切です。下記のコラムも参考にしてみてくださいね。
日本語教育能力検定試験の合格
日本語教育能力検定試験の合格は、費用が養成講座と比べると安く独学でも受験できるのが魅力です。
ただ、合格率が約26~30%と民間レベルの試験としては難しい上に、年に1回しか受験できません。
資格の合格ために日本語教育能力検定の対策講座を受講するのも方法のひとつです。
これで日本経教師になる方法は分かった。さらに詳しく知りたいと思った方向けにこちらの資料が便利でおすすめです。
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日本語教師のよくある質問
日本語教師のよくある質問をまとめてみました。
日本語教師はいつ国家資格になる?
現在、日本語教師が国家資格になるのは令和6年度の予定で進められています。但し、条件が細かく分かれているので、内容をよく確認しましょう。
日本語教師だけで食べていけない?
日本語教師になったばかりだと、授業準備・宿題や引き継ぎなどの色々な対応などで時給にすると、かなり低くなってしまいます。
日本語教師になった後でも、日本語学校でのキャリアアップやオンラインで日本語を副業で教えることも考えておく必要がありますね。
まとめ
今回のコラムでは「【日本語教師で年収1000万円】稼げる?稼げない?噂を調査」を紹介しました。
結論は、日本語教師として年収1000万円以上を稼ぐには大学や大学院で教授クラスにならないと難しいでしょう。
特に、国や地域によっては海外の大学や大学院で教授をすると簡単に年収1000万円は超えることも。
もちろん簡単に教授クラスになれるわけではないですが、現実に稼いでいる日本語教師もいます。