海外で日本語教師を目指す人向けの記事です♪
こんにちは、元日本語教師のかぴらぶです。
海外で日本語教師になりたいのだけれど、どんな講座を選んだらいいのかわからない、といった疑問をお持ちの方も多いと思います。
今日は、海外で日本語教師になるためには、どんなことに注意をしたらいいのかをお話したいと思います。
まずは、海外の求人をチェックして、どんな資格が必要なのか把握する
まずは、自分の行きたい国が決まっているのなら、求人情報をなるべく多くチェックしてみましょう。
そうすると、その国ではどんな資格や経験が求められているのか、待遇や福利厚生はどんな感じなのかが大体つかめると思います。
たいがい、420時間の日本語教師養成講座や日本語教育能力検定試験の資格を認めてくれているところが多いですが、中には大学などで教えたい場合は、大学院の修士課程が必要となってくるケースもあります。
まずは海外の求人情報がのっているサイトで、求人情報を調べてみましょう。
まずは、日本語教師の海外求人を定期的にチェックしてみることをオススメします。
有名なサイトとしては、以下のとおりです。
あとは、普通に「日本語教師 海外 求人」などで検索すると、たくさんヒットしてくるかと思います。
海外なら、東南アジアの大学が狙い目
これも何度も書いているのですが、海外で日本語教師を目指すなら、東南アジアの大学が狙い目です。
東南アジアなら、大学で教えるのもそんなにハードルが高くありません。大学にもよりますが、修士もいらないところが多いです。
待遇も一般の日本語学校よりはいいです。
ビザの申請費用を出してくれるのか、年に1回の帰国チケットを支給してくれるのか、住居の補助はどうか、保険がついているのか、なんていうところも大事なチェック・ポイントです。
中国の大学で教えたことのある先生のインタビューがあるので、そちらを読んでみてくださいね♪

大学で教えたことがあると、その後の幅がぐんと広がります。是非、狙ってみてくださいね。
その国の言葉や英語も、教えながら学ぶことができるのも、重要なポイントだと思います。
大学には世界各国から先生が来ているので、その国の言葉のみならず、英語も話す機会が増えます。
なので、語学が得意でない方も、臆せずに挑戦してみてください。(日常英会話程度は話せたほうがベターです)
青年海外協力隊という選択肢もある
また、青年海外協力隊、という選択肢もありえます。
多くは発展途上国での勤務で、2年の任期が多いです。
完全なボランティアだと思っている人も多いですが、実は現地滞在費の他に、派遣期間を終えると、確か200万円ほどが支給されるのです。
これは、日本国民が納めた、税金で支払われています。
おおむね日本語教育能力検定の合格と420時間の日本語教師養成講座終了が採用の基準になるのは、海外協力隊でも同じなようです。
私の知り合いの先生は、無事に青年海外協力隊に合格し、日本語教師としてトンガに派遣されました。
この青年海外協力隊では、任期満了後の200万円だけでなく、JICAにそのまま職員として働けるというチャンスも得ることができます。(あくまで機会があるということで、もちろん全員ではありません。)
日本語教師を続けるという趣旨からはそれてしまうかもしれませんが、JICAという政府機関で働き、日本語教師や他のボランティア活動を裏からサポートするのも、素敵な選択肢かと思います。
いかがだったでしょうか?
海外で日本語教師をはつらつとしているご自分の姿が、目に浮かんできたでしょうか?
今は、日本語教師資格が、国家資格になる前のチャンスの時です。
さくっと日本語教師資格を取って、海外にはばたき、実績を作ってしまいましょう♪
海外での日本語教師体験は、きっと素晴らしい経験となると思います。