海外で働く

【上海で日本語教師】資格なしで働ける?実際にインタビューして聞いてみました

海外で日本語教師の資格がなくても働けるかを知りたい人向けです。

今回は、特別に中国の上海で日本語学校で日本語教師をされていた先生へのインタビューをお届けしたいと思います。

インタビューさせていただいた先生は、日本語教師の資格を持たず、海外でたまたま日本語を教える仕事されて、現在は日本に帰国されています。

日本では求人条件に日本語教師の資格が明記されていることが多いですが、海外では少し事情が違うようです。

では、資格なしで中国の日本語学校で働くことができた経緯や授業、給料について根ほり葉ほり聞いてきました。

そこで、今回は「【日本語教師の体験談】海外で資格なしで働ける?実際にインタビューして聞いてみました」をご紹介します。

なぜ中国で日本語教師をされたのですか?

S先生
S先生
元々、中国で違う仕事をしていましたが、地元の日本人向けフリーペーパーで、日本語教師育成講習会が開かれるというのを見て、興味を持ち講習に参加しました。
S先生
S先生
その後、講習を開いていた日本語学校から非常勤の仕事の紹介があり、その会社で働くようになりました。
はづき
はづき
日本語教師の資格は持たれてなかったんですね。
S先生
S先生
はい。日本語教育に関係のない会社で働いていましたし、資格は持っていませんでした。
はづき
はづき
(失礼と思いつつ)なぜ採用されたと思いますか?
S先生
S先生
日本語教師が少ないこともあって、非常勤での採用されました。ただ、常勤で働いていた先生は日本で日本語教師の資格を取られていました。

海外では、そもそも日本語教師が少ない国や地域なら資格は問われない場合もありそうです。

↑目次へ戻る

中国の日本語学校での授業はどうでしたか?

S先生
S先生
非常勤として色々な学校で教えていましたが、だいたい1コマは50~60分で、4~5人の少人数のクラスもあれば、10人程度のクラスもありました。
S先生
S先生
基礎(ひらがな、カタカナもわからない)の場合、中国人講師が教えることが多かったです。
S先生
S先生
もし、私が中国語を話せるなら担当させてもらえたかもしれませんが、初級から中級ぐらいまでの学生さんが中心でした。
はづき
はづき
海外だからと言って必ずしも現地の言語が必須というわけではないんですね。
S先生
S先生
はい。日本語を日本語で教える学校だったので、それほど中国語は必要ありませんでした。
はづき
はづき
どのような理由で生徒さんは学ばれているのでしょうか?
S先生
S先生
若い学生だと日本語を学び始める人は、きっかけが日本のアニメなどの文化が好きだから、ということが多いように感じました。
S先生
S先生
成人してから学ぶ人は、主に仕事上必要(会社が日系企業、もしくは取引先が日本企業)か、日本に旅行に行ったときに話せるようになりたいからが多かったです。
はづき
はづき
日本の場合は留学生や居住している人が多いので、少し違いますね。

1コマの時間数は同じぐらいですが、学びたい理由が日本と比べると少し違いがありそうです。

↑目次へ戻る

中国の日本語学校での給与はどうでしたか?

S先生
S先生
日本語学校に登録して働く場合、非常勤で1コマ60~100元くらいが多かったです。非常勤の場合は交通費込みの給料です。
はづき
はづき
日本円で1,000~1,700円ですね。意外と日本で非常勤として働く場合と同じぐらいかもしれません。
S先生
S先生
確かに日本で教える場合と比べると少し低いかもしれませんが、食費や住宅費などの生活費が安いので、コマ数さえ入れれば生活は全く問題なかったです。常勤なら2,000円以上になるみたいですが。
はづき
はづき
海外では日本と物価が違うので、簡単には比較できないですね。
S先生
S先生
教育に熱心な国なので、親が子供に小さいうちから日本語を習わせたい、というニーズも多いですね。特に大学入試の際、英語が苦手な子が日本語を選択できるようにもなった影響も大きいです。
S先生
S先生
さらに、都会に住んでいる裕福な方も多いので、プライベートレッスンなら給料がさらに多くなりますよ。
S先生
S先生
プライベートレッスンなら1.5~2時間で300~400元ぐらいです。例えるなら、英語をネイティブが教えるぐらいはもらえるじゃないでしょうか。
はづき
はづき
5,000円ですか!?日本では、よほどの先生ではないともらえないレベルですね。

中国では日本と比べると給料は同じか、少し安いぐらいですが、生活費が安いのでしょう。さらに、プライベートレッスンの単価が高いのは中国ならではかもしれません。

↑目次へ戻る

中国で働く場合の注意点はありますか?

S先生
S先生
日本語学校といっても、学校に日本人の教師がいるかどうかによって働く環境が違います。
S先生
S先生
スタッフに中国人しかいない学校の日本語講座をしたときは、よく言えばおおらか、悪く言えばルーズでした。
はづき
はづき
日本人がいない日本語学校もあるんですね。
S先生
S先生
他にも中国の夏休み(7-8月の2ヶ月間)は多くの学生が休みなので、授業が増え、春節~春節後一か月程度は授業が大幅に減ります。
S先生
S先生
大学なら給料も出るようですが、普通の日本語学校だと働くことができないので、生活費は気を付ける必要がありますね。
はづき
はづき
現地の祝日などを把握しておいたほうがよさそうですね。

海外では日本と祝日の期間や考え方が違うので、学生が少なくなる時期を事前に把握しておいたほうがいいでしょう。

↑目次へ戻る

海外で日本語教師の資格なしで働いた感想まとめ

今回のコラムでは、「【日本語教師の体験談】海外で資格なしで働ける?実際にインタビューして聞いてみました」をご紹介しました。

先生は中国の上海で日本語教師をされていた経験があり、その経験を活かして色々な学校で働かれていたようです。

特に、日本語教師の資格を取得しているわけではないですが、日本のように資格が問われることもない場合もあります。

意外と海外では口コミなどで仕事を紹介されることもあるので、日本語教育に関わるイベントなどに現地で参加してみてもいいですね。

もちろん、さらに日本語教師の資格があれば仕事を見つけやすくなるでしょう。

↑目次へ戻る