日本語教師の基礎知識

【日本語教師】やめたほうがいい? 「食えない・つらい・大変」と言われる理由

日本語教師になるのは”やめとけ”と言われる理由を知りたい人向けです。

日本語教師になる方法を検索していると、「やらないほうがいい」「つらい」「低給・薄給」「大変」とかの結果をよくみかけます。本当なのでしょうか?
はづき
はづき
このコラムでは、日本語教師業界の事情をお伝えしています。

やっぱり日本語教師も先生業・いうならればサービス業ですから、向き・不向きがあります。

自分は向いているのかしら?と受講前に不安に思っている人は確認してみてください。

そこで、今回は「【日本語教師】やめたほうがいい? 「食えない・つらい・大変」と言われる理由」をご紹介します。

日本語教師はやめたほうがいいと言われる理由

日本語教師になるのはやめとくべき!という意見がありますが、その理由は主に以下の3つです。

  • 異文化を受け入れられない
  • 教えていてイライラしてしまう
  • 労働時間に比べて給料が低い

異文化を受け入れられない

まず、日本語教師は色々な国からの生徒さんたちを受け入れなくてはいけません。

なので、異文化を受け入れられない、日本だけが素晴らしいと思っている、という人は向いていないと思います。

生徒さんたちが遅刻をしてきたり、授業中に何かを飲んでいたりしても、その子たちが育った国のルールで悪気なくやっていることも多々あります。

あとは、欧米では先生でも下の名前で呼ぶカルチャーもありますよね。いちいちびっくりしていたら、勤まりません。

そういうときに、学校のルールがあるなら、まずきちんと説明して、怒らないことが大事だと思います。

それでもなかなか直らないようなら、少し厳しくする必要もあるかもしれません。というのも、大勢のクラスでは、あまり先生が優しくするとなめられてしまって、授業にならないからです。

スリランカの人なんて、おおらかというかなんというか、かなり南国時間でニュージーランドでも平気で遅刻してきていました。面接にすらそうです。

ただ、私の通った料理学校はとても厳しかったので、遅刻してくるとみんなの前で歌を歌わないといけなかったのです!私もドラえもんを一応練習しておきましたが、一度も遅刻せずにすみました。

ちなみに私が勤めた学校では、欧米の生徒さんたちが多かったので、先生の名前は下の名前で呼び、飲み物の持ち込みも可で、アットホームにやっていました。

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教えていてイライラしてしまう

生徒さんの年齢もバラツキがあります。特に年配の方はなかなか新しいことが覚えられません。

あとは暗記自体が苦手、という生徒さんも少なくありません。なので、日本語教師は根気よくつきあうことが必要とされます。

1日たったら、忘れてしまっているのも、日常茶飯事です。何回かやったら、覚えてくれるかなぁぐらいにして、一回の授業であまり詰め込まないことも重要になってきます。

日本語教師になりたい方は、是非まっさらの英語以外の外国語を勉強してみることをオススメします。

あー、大人になって、一から言語を習得するっていうのは、こんなに大変なんだと生徒さんの気持ちがわかると思うからです。

特に日本語なんて、自分たちが気にせずにいつもペラペラと話している言語なので、特段難しさも感じないまま教えていると、「なぜこんなことが、できないんだろうか?」と思ってしまうかもしれません。

でも、自分が外国語に苦労したことがあれば、その経験はきっと教えるときにもいきてきます。

授業って生き物です。教案という授業の予定表みたいなものを作ってはいきますが、授業の流れで違うことを取り入れた方がいいことも多々起こります。

あとは、ハプニングみたいなことが起こることもあって、日本語教師は臨機応変に対応することが求められます。

突然の質問に答えられないなんて場面もでてくるでしょう。

そんなときでも落ち着いて、最善の選択をしながら授業を進めていくのには、経験が必要になってくると思います。

なので、スムーズに自分だけの都合で進めていける仕事に就いていた場合は、変化の多い日本語教師の仕事を楽しめないかもしれません。

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労働時間に比べて給料が低い

根本的な理由として、日本語を教わる生徒が十分な学費が払えないという業界ならではの事情があります

一般的な日本語教師の給料は大学卒業クラス(約20万円~25万円)と言われています。これが安いか高いかは手当などにもよっても異なります。

これが非常勤などになると、場所によっても異なりますが、時給で1000円~1500円が相場です。地域によってはさらに下がることも。

特に、授業が毎日あればいいのですが、非常勤などになると1日に数コマや週に2~3回ということもあります。

時給は日本語を純粋に教える時間なので、そのための準備をしないといけないことを考えると時給が実際にはさらに低くなってしまいます。

そのため、労働時間の割に時給が低い、授業をする機会が少ない、と言われる理由になっています。

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日本語教師に向いている人とは

生徒さんのノリがいまいち良くない練習をだらだらとやっていても、クラスに活気がでませんし、寝てしまっている子がいたら、なんとか興味をもってもらわないといけません。

特に一般の日本語学校の生徒さんたちは、アルバイトで疲れている子たちが多いんですよね。なので、ひきつけるような授業をしないと、すぐに寝てしまいます。

そういう時の鉄板ネタみたいなのをもっておくと、いいかもしれません。

同じ課を教えていても、生徒さんたちに合せて授業を少しずつ変えるので、全く同じ授業をするということはありません。

なので、それらの変化を楽しめる人が日本語教師に向いていると思います。

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日本語教師になるのに批判的な理由まとめ

今回のコラムでは「【日本語教師】やめたほうがいい? 「食えない・つらい・大変」と言われる理由」をご紹介しました。

日本語教師は教師といっても、相手は大人なことが多いです。なので、大きなくくりでいうと「サービス業」に属すると思っています。

なので、上から教えてあげる、というよりは「相手が何を求めているのか?」を素早く察して対応していく力が重要です。

とはいっても、やっていくうちに身についていくものでもあると思うので、気長にがんばっていきましょう!

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