日本語教師能力検定試験

【独学でも取得できる?】日本語教師検定の合格率や難易度とは

日本語教師検定が独学でも取得できるか知りたい人向け。

「試験として日本語教師資格検定があるらしいけど、独学でも取得できるのかな。合格率や難易度も教えて欲しい。」

こういった疑問に元日本語教師が回答します。

こんにちは、元日本語教師のかぴばらです。

日本語教師資格試験とは、正式には「日本語教師能力検定試験」と言います。

通信講座などで、よくこの検定試験対策の教材を販売しているのを見かけることがあります。

そもそも対策専門の学校に通学せずに、通信講座などを利用して独学で合格することはできるのでしょうか?

どの資格試験でも同じですが、独学にするのか、通学するのかなどと色々と迷ってしまいますよね。

そこで、今回は「【独学でも取得できる?】日本語教師資格試験の合格率や難易度とは」をご紹介します。

このコラムでは、「日本語教師資格試験が独学で取得できるのか」や「試験の合格率や難易度」が分かります。

日本語教師能力検定試験を独学で勉強するのにはメリットとデメリットがあります!

【独学でも取得できる?】日本語教師資格試験の合格率や難易度とは

独学でも取得可。ただ、合格率は約26%前後と高く、認定試験レベルとしては難易度は高いです。

日本語教師能力検定試験を取得すると日本語教師になることができますが、現在、国家資格試験でなく認定資格です。

ただ、近い将来、国家資格化が検討されていて注目が集まっています。

日本語教師になる方法にはいくつかありますが、日本語教師資格試験の取得は簡単ではないので合格しておくと海外での就職にも役立つ可能性が高いです。

まずは、そんな「日本語教師能力検定試験」の概要について、詳しくご紹介させていただきますね。

日本語教師能力検定試験とは

日本語教育能力検定試験は、日本語を教える上で、必要となってくる基礎的な知識や能力が身についているかどうかを問う試験。

それでは、具体的な試験内容をご紹介しましょう。

  • 「日本語教育能力検定試験」の概要
  • 「日本語教育能力検定試験」の合格率や難易度
  • 「420時間の日本語教師養成講座」とどちらがいいの?

日本語教育能力検定試験とは

  • 受験者の制限はなし。誰でも受験可能
  • 試験は年1回、全国7都市で開催
  • 出題範囲と配点について

受験者の制限はなし。誰でも受験可能

誰でも受験できるのが、日本語教育能力検定試験です。

国家資格ではありませんが、日本語教師養成講座 420時間コースを修了する以外の方法で日本語教師を目指す人にとっては、かなり重要な資格であるでしょう。

(大学で日本語教育の専攻・副専攻課程を修了していること、という要件もありますが、大学に入り直すのは、もっと手間と費用がかかるので、ここでは省きます)
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試験は年1回、全国7都市で開催

試験は年に1回、10 月に札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の全国 7都市で行われます。

例えば、令和2年度の試験は 10 月 25 日(日)です。受験料は 10,800 円。

そして、合否結果通知の発送は、令和2年12月25日(金)の予定です。試験実施から合格発表までにかかる時間は約2ヶ月間かかることになりますね。                                     

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出題範囲と配点について

試験問題の出題範囲については、「言語と教育」「言語一般」「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」の5分野から出題されます。

教育の方法だけではなく、異文化コミュニケーション能力、日本語の歴史や、学習活動の支援に必要な能力などが幅広く、出題されています。

特に、「基礎項目」とされている分野については、優先的に出題されます。詳しくは、以下のHPをご確認ください。
参考:公式の受験要項

配点は、試験 I が 100点、試験 II(聴解試験)が 40 点、試験 III が 100点、合計 で240 点満点です。

合格の目安は、全科目で約7割以上とされています。

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日本語教育能力検定試験の合格率や難易度

過去の受験者数や合格者数のデータをみてみると、令和元年度は応募者 11,699 人、全科目受験者 9,380 人、合格者は 2,659 人でした。すごく受験者数が伸びてきているのが、わかりますね。

参考:#令和元年度の日本語教育能力検定試験 応募者・全科目受験者・合格者数 推移

合格率はおおよそ26%前後

令和元年度は、応募者、全科目受験者、共に過去最高の人数だったようです。令和元年の場合、全受験者に占める合格者の割合は、約28 %でした。

昭和 63 年からの推移では、17%〜26%の間で合格率が推移しています。特に、ここ 3年間の傾向として、合格率は 25.5%から28%と少し上昇傾向にあります。

難易度はどれくらい?

難易度については、全受験者のうち、だいたい1/4程度が合格する試験なので、難関であるとは言えませんが、簡単でもないと思います。

ただ、弁護士試験、行政書士試験などと比べて、準備をしっかりと事前にしておけば合格の可能性はだれにでもあります。

日本語教師養成講座や日本語教育能力検定試験対策講座などを活用する、あるいは、独学であれば過去問を徹底的に演習するなどの対策をおこなえば、合格は夢ではありません。

日本語教育能力検定試験は資格の取得が難しいので、合格してしまえば基礎的な実力があると客観的に認められやすくなるのが大きなメリットです。

420時間の日本語教師養成講座とどちらがいいの?

420時間の日本語教師養成講座と日本語教育能力検定試験対策講座には、どちらもメリットとデメリットがあるので比較した上でどちらを目指すかを決めましょう。

特に、420時間の日本語教師養成講座は受講料が高いことが最大のデメリット

もし、途中で勉強を挫折したりでもすると後悔してしまうかもしれません。

その点、日本語教育能力試験ならば一番安くて、独学だと書籍代だけで受験することが可能です。

これらで、コツコツと勉強すれば、2,000〜3,000円程度で済ませることができます。あとは、過去問も買うことができます。

そういった完全な独学が不安だという人は、日本語教育能力試験対策の通信講座を受講する方が多いですね。

例えば、「ユーキャンの日本語教育能力試験講座」だと何と59,000円で済みます!

「420時間の日本語教師養成講座」と比べると、約1/10で済むことになるのですごくお得に感じますよね。

ただ、こういった独学で学ぶと日本語教育能力試験の資格はとれますが、実践での授業の練習ができないのがデメリット

この実践での模擬授業というのは、日本語を教える上で必須です。

なぜなら、日本語学校や海外の大学などで教える場合(つまりは就職の際)面接で、模擬授業をやらなければいけないからです。

その場合は、どこかの日本語教師養成学校で実習の授業だけを別途受講するのがオススメです。

まとめ:日本語教師資格試験は独学でも受験できるが難易度が高め!通信講座を利用するのがおすすめ!

いかがでしたでしょうか?意外と難しいなと思われた方も、自分も合格できそう!と思われた方もいらっしゃるかと思います。

未経験から日本語教師を目指すなら日本語教師能力試験を攻略するか、420時間の日本語教師養成コースを受講するか、迷うところではあります。

日本語教師能力試験なら費用が安く済みますが、独学で勉強すると難易度が高い。

420時間の日本語教師養成コースなら修了すれば資格が取れますが、費用が資格試験講座の約10倍以上もかかる。

どちらもメリットとデメリットがあるので、自分に会った方法で無理なく学んでいただけたらと思います。

参考にしていただけたなら、幸いです。