【日本語教師はやめたほうがいい?】給料では食べていけない噂を調査

日本語教師はやめたほうがいいと言われる理由を知りたい人向けです。

ネットを調べると、 日本語教師はやめたほうがいいと多く見つかります。給料が安いから年収が低くなって、日本語教師だけでは食えない・つらい・やめとけとか色々と書かれていますが、やばい業界なのでしょうか。
はづき
日本語教師はやめたほうがいいと言われる理由をお伝えします。

日本語教師の需要とともに求人数が年々増えています。

ただ、その割に 経験者からは 日本語教師になるのはやめといたほうがいい!という意見を耳にします。

では、なぜ需要があるのに日本語教師はやめといたほうがいいと言われるのでしょうか

そこで、今回は「【日本語教師はやめたほうがいい?】給料で食べていけない噂を調査」をご紹介します。

このコラムでは「結局、日本語教師はやめといたほうがいい?」以外にも「日本語教師に向いている人・いない人」もお伝えしています。

目次

日本語教師はやめたほうがいい?噂を調査

日本語教師として働くことについての調査をしてみると、下記のような意見が見つかりました。

私は高校生のころに日本語教師になりたいと思い、大学では日本語学、日本語教育学を学んできました。 しかし、お恥ずかしい話なのですがいざ将来を本格的に考えるとなったときに安定性のなさから新卒でいきなり日本語教師になるのは危険だと判断しました。

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はづき
新卒で日本語教師になるのは危険なので、やめといたほうがいいという意見も。

色々な意見を調査してみると、日本語教師になるのはやめたほうがいい!という理由の一つに「給料が安い」という意見が多いことが分かりました。

特に、新卒で日本語教師になると「食えない」「生活ができない」などの意見も見つかりました。

そのため、日本語教師はヤバイ業界でやめとけ!と言われてしまうのでしょう。

日本語教師はやめたほうがいい噂の理由

日本語教師はやめたほうがいいと言われる理由は、以下のとおりです。

  1. 非常勤の日本語教師が多い
  2. 授業準備に時間がかかる
  3. 給料の伸び率が低い
  4. 学費を高くできない
  5. ボランティア感覚の人

1.非常勤の日本語教師が多い

専任講師ならそこそこ給与が安定してもらえますが、多くの非常勤は生徒数によっても授業のコマ数が変わるので、不安になりがちです。

法務省の公示規定で専任を募集する日本語学校も増えてきていますが、やはり地方の小さい日本語学校など非常勤講師の割合が多くなります。

そうなると、非常勤講師が授業に入れなくて稼げない、といった発言が増えてくるのは仕方ないことでしょう。

2.授業準備に時間がかかるから

未経験や経験が浅い人がどうしても授業するための準備がどこまでやればいいか分からないので、完璧を目指して時間がかかるためです。

そういった方が多くなるにつれて、実労働時間に対して稼げないと言われることになります。

ただ、これが2~3年ぐらい経験を積むと、教案と呼ばれる教える手順書のストックが増えてくるので、準備の時間も少なくなってきます。

3.給料の伸び率が低いから

次の理由としては、初任給などは他の一般企業と同じぐらいもらえても、年代ごとに給料や年収の差が大きくなるためです。

例えば、30代や40代になって、周りの同年代の一般企業の社員と比べると低いと言われやすくなります。

特に、日本語教師は新卒よりも社会人経験者が多いので、過去の給料と比較してしまうことが多いのも理由です。

4.学費を高くできないから

働く日本語学校にもよりますが、生徒さんが東南アジアから来ているので学費を高くすることができないのです。

そのため、日本語教師の給料や非常勤講師の時給も低めとなってしまいます。

さらに授業の準備や生徒さんたちの生活指導みたいなこともやったり、先生たちのシフトも組んだりと、より多くの業務をこなすことも求められてきます。

だから、なんだか割りに合わないよなぁ、というのが実情を知った本音です。

5.ボランティア感覚の人もいるから

実は、給料や待遇があまり改善されないのは、日本語教師をボランティアの延長でやっていらっしゃる方も多いのも理由のひとつです。

そのため、旦那さんがいらっしゃったり、年金をもらえていたりと経済的には困っていない方たちなわけです。

例えば、下記のような意見があります。

だから、独身で1人で生活費も稼がないといけない!といった割と若い先生たちには、普通の日本語学校で教えると、仕事量に対して待遇はあまり期待できないことになります。

給料が安くて食えないからやめるべき?

結論は、 労働時間に比べて給料が低いと言われているからです。

これがある程度、給料が良ければ我慢できることも、いくら頑張っても給料が上がらない!ということも。

日本で日本語教師として働く場合、専任の正社員なら月給で20万円以上(年収で約300万円)、非常勤で1コマ(45分)あたり単価は約1,200~1,800円です。

それならば、非常勤講師から常勤講師・専任講師へなどのキャリアップをすればいいじゃないの?と思われかもしれません。

小規模な日本語学校によっては、就職先を選ぶことで専任・常勤講師となりやすいということも。逆にポストが空きにくいという問題も。

給料や年収が低いからという理由だけでやめたほうがというのは誤り

日本語教師として収入を安定させる方法も目指しながら考えることが大切です。

日本語教師の給料や年収を高くしたいなら

日本語教師の給料や年収が低いままだとモチベーションが上がらないので、高くする方法はあるのでしょうか?

  • 1.大学のポストを狙う
  • 2.企業の出張授業を受け持つ
  • 3.マンツーマンのオンライン授業

1.大学のポストを狙う

最終的にオススメするのは、大学のポストを狙うことかなと思います。

これだと、だいぶ生活も安定してきて、やっと安定した仕事に就けたかなという感じになるかと思います。

これは多くの人々が狙っているので、人脈をフルに使う必要が出てきます。

でも、一体どうやったら大学で教えられるの?と疑問に思っている方も多いでしょう。

今日はこれから大学で教えるにはどうしたらいいのか?についてお話したいと思います。

まずは人脈を作ろう。

日本語教師の仕事は9割近くが人脈からくるといっても過言ではありません。

特に大学などのポストは一般公募すると、応募が殺到してしまい手間なので、口コミや紹介から探したい学校も多いですね。

かといって大学で教えている先生と無理につながりを作ろう!と焦らなくても大丈夫です。

養成講座時のクラスメートが後々大学で教えることも多いですし、日本語学校の同僚の先生が大学でも教えていることも少なくありません。

もちろん、日本語教育の知識やスキルも大事ですが、大学のポストを狙うなら人脈です。

2.企業の出張授業を受け持つ

企業の出張授業を受け持つと給料や待遇が安定します

私の知っている範囲だと、日本企業のラグビーチームの外国人に教えるとか、フィリピンからきたIT関連の仕事をしている研修生を教える仕事がありました。

これもちょっと注意が必要で学校を通してではなく、個人で仕事を取るほうがいいでしょう。

結局、日本語教師の方に入ってくるのが少なく、学校側が多くの取り分を得ていることもあるからです。

日頃からニーズがありそうな情報を得られるように日本語教師のネットワークを築くか、Twitterなどで求人を探しているのも方法のひとつです。

3.マンツーマンのオンライン授業

マンツーマンのオンライン日本語教師なら働く時間に自由がきき、最近は需要と共に時給も高めになっています。

準備時間も少なくて済み、割と高い料金を払える層に教えられるオンライン日本語教師というのは、これから伸びていく分野だと思われます。

日本語学校で非常勤で働きながら、オンライン日本語教師として働くのも方法のひとつです。

結局、日本語教師はやめたほうがいい?

結論として、日本語教師は給料が安く年収が低いという噂だけで、やめたほうがいいというのは間違いです。

非常勤講師などであれば授業のコマ数によって左右されるので、どうしても給料が安くなったり、年収が安定しないことはありません。

ただ、国が国家資格化を進めている理由としては、日本語教師の量と質を求めています

今後、実際に海外生活をして分かったのは、外国人に日本語を学びたいというニーズがあること。

さらに、日本はニュージーランドのように少子高齢化で人手不足で移民が増えることは確実視されています。

給料や年収はもちろん大事ですが、日本語教師は年齢を重ねても働ける環境もあり、知識やスキルがあれば十分に活躍できる可能性があります。

日本語教師を目指すなら「養成講座の修了」と「試験の合格」が一般的です。おすすめの講座は、下記のとおりです。まずは、資料請求をしてみましょう!

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詳しい講座内容については、別のコラムを参考にしてくださいね。

ただ、日本語教師は海外で働きやすいという特徴もあるのも事実。次に、そのメリットとデメリットをお伝えします。

海外で日本語教師として働きやすいのは魅力

ここでは、海外で日本語教師として働くメリットとデメリットを紹介します。

海外で日本語教師として働くメリット

  • 語学が堪能である必要はないリスト
  • 就労ビザが取得しやすい
  • 海外経験が帰国後にも活かしやすい

語学が堪能である必要はない

英語などの語学が得意ではない人にとって、日本語で仕事ができる環境を望む人は多いでしょう。

実は生活するだけなら使うフレーズは決まっているので、それほど語学力は不要です。その点、日本語教師なら国・地域によっては日本語だけで仕事ができます。

就労ビザが取得しやすい

海外で働いて給料をもらうのには、一般的に労働ビザが必要になります。とはいえ、外国で働くには現地で必要とされる職種が優先されます。

そうなると、日本語を教えるのであれば日本語教師が一番ということで、就労ビザが取得しやすい傾向があります。

海外経験が帰国後にも活かしやすい

帰国後に日本語学校で就職するに際しても、海外経験があり、さらに日本語を教えたスキルがあると有利になるでしょう。

実際に教える経験が少なかったとしても、「異文化体験をしている」「言語を上手に話せない気持ちが分かる」などの経験はスキルよりもはるかに大切にされます。

もちろん、海外で日本語教師をするデメリットもあります。次に、デメリットもご紹介しておきましょう。

海外で日本語教師として働くデメリット

次に、海外で日本語教師として働くデメリットもお伝えします。

  • 学習者のモチベーションに違いがある
  • 日本語を教える技術が身につきにくい
  • 現地就職になるので給料が安いことも

学習者のモチベーションに違いがある

海外といっても国・地域によりますが、日本国内のように就職や進学をしたい学習者だけではなく、多くは趣味や日本に興味を持った人が多いとされています。

なので、学習者の日本語を学びたいという意識が低い場合があるので、いくら一生懸命に教えても反応が薄いということもあります。

日本語を教える技術が身につきにくい

現地の日本語を教える環境によりますが、学校に日本語教師が少ない場合や本人1人だけということも

指導の経験が少ないと、参考になる技術を学び機会が少なくなってしまうので、経験を上手に活用できないことにつながりやすいでしょう。

現地就職になるので給料が安いことも

海外の大学などで教える求人も多いですが、これもいわゆる「現地就職扱い」となり、給料は他の日本人の求人に対して低めになることが多いでしょう。

これも経験を積むためだ!と割り切れればいいですが、いざ日本に年に一度は帰国しようと思うと、渡航費も貯金できない、なんてことにもなりかねません。

国・地域によっての違いや、日本の大企業で法人案件になると海外でも給料が高めになることもありますね。

中国での日本語教師の様子については、下記でもお伝えしています。

韓国での様子は、下記をどうぞ。

ベトナムでの様子は、下記を参考にしてみてくださいね。

日本語教師に向いている人・いない人

日本語教師が向いている人・向いていない人をお伝えします。

日本語教師が向いている人

日本語教師に向いている人は、下記のとおりです。

  • 日本語を論理的に考えらえる人
  • 外国人とのコミュニケーションが好きな人
  • 年齢を重ねても活躍できる資格を取りたい人

日本語を論理的に考えられる人

日本語を教える場合には生徒に論理的に説明できるようにならなければいけません。私たちが英語を学ぶ時も同じですよね。

母国話者にとっては話すことは当たり前でも非母国話者にとっては難しいので、そこは日本語を論理的に考え、そして説明できることが大切です。

これから海外生活をしてみたい人

もともと外国人とコミュニケーションを取るのが好き、ワーホリなどで海外生活をした経験があることは日本語教師の素養としては大切です。

ただ、これから海外生活を考えている人「現地で日本語を教えたい」、「いずれ日本に帰国した際に日本語教師として働きたい」などの方にもおすすめできます。

年齢を重ねても活躍できる資格を取りたい人

日本語教師は年齢を重ねても活躍できる可能性が高いので、そこは若いうちに資格を取っておくのも考え方のひとつです。

将来、何か役立てる資格を取りたいと考えている人にとっても日本語教師は夢のある職業だともいえるでしょう。

日本語教師が向いていない人

日本語教師に向いていない人は、下記のとおりです。

  • 高い給料や年収だけを求めている人
  • 異文化を受け入れられない人
  • 教えていてイライラしてしまう人

高い給料や年収だけを求めている人

残念ながら、日本語教師として年収1,000万円などを得られているのは「大学で教えている」や「有名大手の企業案件を抱えてる」など、ごくわずか一部です。

一般的な日本語教師の給料や年収は高くはないので、お金だけが目的であれば途中で挫折する可能性が高いでしょう。

異文化を受け入れられない人

どうしても異文化を受け入れられない人は向いていません

生徒さんたちが遅刻をしてきたり、授業中に何かを飲んでいたりしても、その子たちが育った国のルールで悪気なくやっていることも多々あります。

そのような場合に学校のルールがあるなら、まずきちんと説明して怒らないことが大事だと思います。

教えていてイライラしてしまう人

生徒さんの年齢もバラツキがあります。特に年配の方はなかなか新しいことが覚えられません。

あとは暗記自体が苦手、という生徒さんも少なくありません。なので、日本語教師は根気よくつきあうことが必要とされます。

なかには労働条件の義務として通う生徒さんもいるので、やる気がない場合も。

日本語教師はやめたほうがいい噂まとめ

今回のコラムでは「【日本語教師はやめたほうがいい?】給料で食えない噂を調査」をご紹介しました。

日本語教師はやめたほうがいいと言われる根本的な問題は給料が安いからです。

その給料が安い理由は、下記のとおりです。

  1. 非常勤の日本語教師が多い
  2. 授業準備に時間がかかる
  3. 給料の伸び率が低い
  4. 学費を高くできない
  5. ボランティア感覚の人

日本語教師ははっきり言って給料が上がるステップが分かりにくく、実際に上がりにくいというのが個人的な感想です。

ただ、給料だけではない「やりがい」があるのも事実なので、それを分かった上で働くか、給料や年収を上げる努力をするかです。

そのためには非常勤より専任、専任より教務主任、教務主任より校長といった階層を経るか、大学やフリーランスとして働くことが現実的。

なので、キャリアアップを含めて、今の現状と将来の計画を考えておくことが若い日本語教師には求められているでしょう。

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