公認日本語教師

公認日本語教師 国家資格化について〜今のうちに日本語教師資格を取っておくチャンス!

今日は、公認日本語教師 国家資格化について知りたい人向けのお話です。

こんにちは、元日本語教師のかぴばらです。

日本語教師を目指そうと思っているみなさんなら、もうご存知かと思いますが、公認日本語教師の国家資格化が予定されています。

国家資格になったら難しくなってしまうんじゃないか?
現行の日本語教師資格でも将来働き続けられるのか?
といった疑問にお答えしたいと思います。

(あくまでも、まだ国家資格化は予定の段階なので、色んな変更の可能性があることは心に留めておいてくださいね)

それでは早速見ていきましょう。

公認日本語教師の国家資格化について

資格制度創設の目的文化審議会国語分科会「日本語教育人材の養成・研修の在り方について」

2020年3月10日、 国家資格の公認日本語教師について 文化審議会国語分科会「日本語教育人材の養成・研修の在り方について」が発表されました。そこで「公認日本語教師」を創る報告書案がまとまりましたようです。

この国家資格ができるまではあと数年かかると思いますが、現職の日本語教師の方、と現在日本語教師養成講座を目指している方には移行期間が設けられて経過措置がとられるようです。

詳しく知りたい方は、こちらから報告書をどうぞ

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1401908.html

資格制度創設の目的

報告書は、日本語教師国家資格の目的として、以下の4つについて言及しています。

目的

1. 質の高い日本語教師の確保
2. 日本語教師の量の確保
3. 日本語教師の多様性の確保
4. 日本語教師の資質・能力の証明

国内の外国人数が増加の一途をたどり、日本語学習者数も約26万人と過去最高を記録したにもかかわらず、現在の日本語教育を担っている人は約4万人、その内の約6割がボランティアであるらしいです。

そして、職業としての日本語教師数は、約1万9千人と低い数字にとどまっています。この国家資格化には、外国人からの多様化するニーズに対応できる日本語教師の養成・確保が早急の課題だということが反映されています。

有効期限

この国家資格には有効期限が設けられる予定だそうです。10年程度で更新が必要になるということです。更新時には、更新講習の受講が義務付けられるでしょう。

今後、試験の内容や日程などについては、詳しく決まっていくものと思われます。

また、既に日本語教師の要件を満たす人は、経過措置の対象となって、国家試験を新たに受けなくても、移行期間中に公認日本語教師として登録ができるようにする方針だということです。

現在の「教師資格」で大丈夫?

特に、これから日本語教師を目指す方にとっては、今の段階で現在の日本語教育能力検定試験や420時間の日本語教師養成講座をとっても大丈夫か?ということが心配ですよね?

これはおそらく上記で説明したように、大丈夫だと思います。

むしろ、日本語教師が国家資格化する前にとったほうがいい!と思います。

もし、今とらないと、大学の日本語教師養成課程又は、420時間の日本語教師養成講座をとった上に、さらに国の定める新しい国家試験に合格し、国の定める新しい教育実習制度を行なわなければなりませんし、それに加えて4年制大学卒でなければなりません。

かなり厳しい資格試験となってしまうことが予想されます。

日本語教師への道のりが大変に長くなり、さらにコストも現行よりももっとかかってしまうでしょう。

上記でも述べたように、日本語教師資格には「現行の法務省告示基準の教員要件を満たす者(経過措置)」があります。(文化庁が出している公認日本語教師の資格に関する案を参照)

つまり、現行の法務省告示基準の日本語教員要件を満たせばよいと捉えれば、現段階では四年制大学卒の方であれば、420時間の受講か、検定試験合格で経過措置に該当します。

高卒および短大卒の方であれば、検定試験に合格すれば、経過措置に該当することになるのです。

つまり、今なら「日本語教師」に少ない費用と勉強時間でなれるチャンスがまだある!ということなのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

もし日本語教師に興味があって目指すのなら、スタートは早いに越したことはありません。いつ国家資格化されてしまうのか、先が読めないからです。

逆にいえば、国家資格化されるほど、日本語教師のニーズが高まっているということで、これから目指す人にとっては待遇の面などでも追い風になるでしょう。

国家資格化される前に日本語教師となり、現場で実績を積んでしまいましょう!そして、経過措置の間に国家資格へと移行すればいいと思います♪