【日本語教育能力検定試験は独学OK】難しい?合格率と難易度

日本語教育能力検定試験の難易度

日本語教育能力検定試験は独学で受けるのは難しいか知りたい人向けです。

日本語教育能力検定試験は難しいと聞くけど、独学で合格できるのかな。試験の難易度や合格率を知りたい。
はづき
試験の合格率は約25%と難易度が高い試験です。

日本語教師になるための方法の一つが「日本語教育能力検定試験の合格」です。

「大学での専門課程の修了」や「420時間の日本語教師養成講座」と比べると学習時間や費用を少なくできるので、合格をめざすか悩みますよね。

ただ、試験は難しいとも聞くし、合格できないと時間とお金が無駄になってしまうと心配になる人も。

そもそも、日本語教育能力検定試験はどのくらい難しいの?独学で合格できるの?と疑問に思う人もいるでしょう。

そこで、今回は「【日本語教育能力検定試験は独学OK】難しい?合格率と難易度」をご紹介します。

このコラムでは「日本語教育能力検定試験の難易度と合格率」以外にも「日本語教育能力検定試験におすすめの通信講座 」もお伝えしています。

目次

そもそも、日本語教育能力検定試験とは?

日本語教育能力検定試験とは、日本語を教える上で必要となってくる基礎的な知識や能力が身についているかどうかを問う試験です。

公益財団法人 日本国際教育支援協会が実施し、国家資格ではありません。 ただ、日本語教師を証明する方法があります。

その日本語教師の証明としては、主に以下の3つがあります。

  • 日本語教育の専攻or副専攻の修了
  • 日本語教育能力検定試験の合格
  • 420h日本語教師養成講座の修了

上記の基準は日本語教師と働くためには必須ではありませんが、求人条件や応募の基準にもなっている場合がほとんどです。

そのため、3つの方法のうち、時間や費用を抑えるために試験の合格を目指す人もいるでしょう。

ただ、独学でも取れるのかを次にお伝えしてます。

日本語教育能力検定試験に独学で取れる?

結論は、日本語教育能力検定試験は独学でも取得できます。

ただ、合格率は低く難易度は高いので、多くの方は試験対策の通信講座などを利用していることが多いでしょう。

では、なぜ通信講座や試験対策講座を利用する方が多いのでしょうか?

試験の難易度や合格率などについて確認しておきましょう。

日本語教育能力検定試験の難易度と合格率

日本語教育能力検定試験の概要をご紹介します。

検定試験の難易度や合格率

日本語教育能力検定試験の合格率は平均して約26%前後です。

昭和63年からの推移では、17%〜26%の間で合格率が推移していますが、近年は約28%と少し上昇傾向にあります。

そのため、認定資格としては合格率が低く、国家資格並みに難易度が高いとも言えます。

但し、完全な独学では合格が難しい試験ですが、通信講座や試験対策講座などを活用することで十分合格が狙える試験ともいわれています。

検定試験の受験資格

日本語教育能力検定試験には受験資格の制限がなく、誰でも受験することができます

国家資格ではありませんが、日本語教師養成講座 420時間コースを修了する以外の方法で日本語教師を目指す人にとっては、かなり重要な方法です

>>>実施要項の詳細はこちら

検定試験の実施は年1回

試験は例年10月の第4日曜日の年1回実施されます。

試験会場は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の全国7都市で行われます。

試験実施から合格発表までにかかる時間は、約2ヶ月間。例年、1月初旬に検定試験の合格がtwitterで流れてきますね。

ただ、試験の申込期限があるので注意が必要です。例年は6月~7月にかけて発表されますが、変更されることあります。

検定試験の出題内容

試験問題の出題範囲については、「言語と教育」「言語一般」「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」の分野から出題されます。

教育の方法だけではなく、異文化コミュニケーション能力、日本語の歴史や、学習活動の支援に必要な能力などが幅広く、出題されています。

特に、「基礎項目」とされている分野については、優先的に出題されるようです。

配点は、試験 I が 100点、試験 II(聴解試験)が 40 点、試験 III が 100点、合計 で240 点満点です。7割以上が合格基準とされています。

日本語教育能力検定試験の学習方法

全くの日本語学習が初めての人は、ヒューマンアカデミーが出しているテキスト(通称:赤本)を利用して合格したという話をよく聞きます

ただ、テキストだけ読んでも内容が理解できないことが多いので、問題集から解き始めるべきです。

テーマごとに問題を解いて、分からないときに赤本を調べるほうが効率的かもしれません。

問題集で始めて過去問で終わるのが基本

試験の範囲がとても広いので、テキストを読むのに時間もかかり、しかも専門用語が出てくると飽きてしまいがちです。

そのため、とりあえず問題集を解くほうが最終的には継続しやすくなっていると言えるでしょう。最後は過去問を解くことに集中します。

実際の過去問から解こうとしてもレベルが高い問題も含まれています。そのため、まずはテーマや出題レベルによって分かれている問題集が基本です。

分からない専門用語は用語集を活用する

テキストや問題集を進めていくと、独特な専門用語が出てくることが多いでしょう。その場合は、用語集を併用しながら意味を理解するしかありません。用語集も準備しておきましょう。

試験Ⅲの記述試験は時間を計って解く

記述問題にどれだけ時間をかけるかは試験の合格する上で重要なので、ちゃんと時間を計って解くようにしておきます。

実際に分かっていても、いざ書くとなると間違えやすいため、プレッシャーのなかで解けるかも参考になるでしょう。

試験対策講座に参加してみる

日本語教師の試験はテキストや問題集を解くだけでは出題範囲が広いので効率的な学習は難しいかもしれません。

そのような場合には、日本語学校が個別に開催している試験対策講座やセミナーに試験前に参加するのも方法のひとつです。

費用がかかりますが、年1回しかない試験なので、1回で合格を狙うなら利用する価値はあると思います。

日本語教育能力検定試験の講座おすすめ3選

日本語教師の資格を取るためのおすすめの講座をご紹介します。

  • NAFL日本語教師養成プログラム|アルク
  • 日本語教師養成講座|ユーキャン
  • 日本語教育能力検定試験 完全合格講座|たのまな

NAFL日本語教師養成プログラム|アルク

特徴開講30年、累計受講者数8万人という実績がある講座
メリット
  • NAFL修了生の合格率が高い
  • 養成講座と比べて費用が5~6分の1で済む
  • 通信なので日本だけでなく海外でも受講可
  • オンラインの学習サポートが充実
デメリット
  • 1年間の期間延長が有料
  • テスト提出にはインターネットに接続が必要
  • 提携先での日本語学校での実習が有料
  • 就職サポートも受けられるが実績は不明
学習期間3ヶ月~12ヶ月
入学金なし
受講料103,400円(税込)※国内送料無料
講義スタイルテキスト24冊主体CD7枚/DVD1枚など
教材内容等コースガイド
テキスト24冊
別巻問題集1冊(CD付き)
CD7枚
DVD1枚
NAFL模擬テスト1回(自己採点式。CD、解答と解説付き)
『日本語教育能力検定試験 重要キーワード集300』 1冊
実力診断テスト24回
記述式問題の添削指導2回
備考申し込み前に「個別教材説明会」に参加可
別料金にて提携している「カイ日本語スクール(東京)」
全4回(土曜日)の実習プログラムを受講可
給付金対象一般教育給付金制度利用不可
公式サイトNAFL日本語教師養成プログラム

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クーポン利用で10,340円(税込)割引!

日本語教師養成講座|ユーキャン

特徴講座料金がとにかく安いのが最大の魅力。
メリット
  • とにかく費用が安い
  • 標準学習期間が8ヵ月と短い
デメリット
  • 実習を受ける機会がない
  • 質問の回数に制限がある(1日3問まで)
  • 就職サポートなし
学習期間8ヵ月
入学金なし
受講料59,000円(税込)※国内送料無料
講義スタイルテキスト5冊主体、DVD1巻、CD2巻など
教材内容等テキスト5冊
試験対策問題集3冊
添削課題集1冊
DVD1巻
CD2巻
ガイドブック
添削関連書類一式など
給付金対象一般教育給付金制度利用可
公式サイト生涯学習のユーキャン

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資料請求は無料です。

日本語教育能力検定試験 完全合格講座|たのまな

特徴独自に日本語学校も経営しているので実績は定評あり。
メリット
  • DVDがあるので動画で学べる
  • 最長3年間の合格保証付きで安心
  • eラーニングコースもあり
デメリット
  • 他の講座と比べると料金が高い
  • 標準学習期間が短いので学習が大変
学習期間6ヶ月
入学金なし
受講料132,000円(税込)※国内送料無料
講義スタイル講義DVD&音声CD19巻が主体。e-ラーニングコースも選択可
教材内容等日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド
日本語教育能力検定試験 合格問題集
日本語教育能力検定試験 分野別 用語集
講義DVD&音声CD 19巻
講義ノート7冊
記述式添削課題1冊ほか
給付金対象一般教育給付金制度利用可
公式サイトヒューマンの通信講座たのまな『日本語教育能力検定試験 完全合格講座』

\ 養成講座もあるヒューマンアカデミー /

資料請求は無料です。

それぞれの講座には特徴があるので、結局、どれがいいか?などは別のコラムでもご紹介しています。

420時間日本語教師養成講座VS試験合格

試験の合格は「420時間の養成講座を修了する方法と比べると時間や費用が少なくて済む」「近くに学校がなくてもいい」こともメリットです。

特に、420時間の日本語教師養成講座は値段が高いことで知られています。講座では数十万円が一般的。

一方、教育実習や模擬面接などの実務が学べないのが試験合格のデメリットにも。

ただ、試験の合格を目指すのであれば、一番安い方法で独学で書籍代だけ購入して合格することも可能です。

420時日本語教師養成講座か試験合格かを検討されたい方は、下記のコラムを参考にしてみてくださいね。

養成講座修了と試験合格の両方は必要?

結論から言うと、現時点では日本語教師として働くのであれば養成講座修了と試験の合格のどちらかで大丈夫です。

ただ、”現時点では”といったのは、日本語教師の国家資格化(仮称:公認日本語教師)になった場合の措置が未定だからです。

議事録などを確認すると、「公認日本語教師になるには試験の合格が必要?」「既に養成講座を修了した人は経過措置がある?」「検定試験とは別の試験ができる?」などがあり、まだ確定していません。

そのため、今度は養成講座を受講して試験の合格を目指すことになる可能性もあります。

では、なぜ現時点では養成講座の修了と試験の合格のどちらかでいいのでしょうか?

日本語学校の求人募集では、主に「420時間日本語養成講座の修了」か「日本語教育検定試験の合格」のどちらかを条件にあげているからです。

大学などで日本語を専攻して学んでいない人なら、どちらに該当すれば応募条件として認められることが一般的です。

もちちん、日本語学校によっては420時間の養成講座と試験の合格のどちらも求めている募集条件もあるらしいですが、あまり聞いたことがありません。

養成講座修了者が試験に合格するメリット

では、わざわざ養成講座を受講or修了している人が検定試験の合格をするメリットはあるのでしょうか?

個人的に思うメリットは、以下のとおりです。

  • 違う角度から日本語を学べる
  • 他の日本語教師と差別化になる
  • 日本語教育への自信につながる

違う角度から日本語を学べる

同じ日本語教育ですが、養成講座と試験では問われる内容が異なる部分も数多くあります。

そのため、学習の内容も変わってくるので、幅広く日本語学習についての知識を得ることができるでしょう。

他の日本語教師と差別化になる

現状で日本語教師をされている人は、ダブルで取得している人は少ないと言われています。働くためなら両方が要らないためです。

ただ、試験の合格率が低いので、ダブル取得すると他の日本語教師との差別化になるでしょう。学校よっては手当がつくこともあるので、ダブル取得をして損にはなりません。

日本語教育への自信につながる

意外と、日本語教育への自信につながる資格を持っているというのが一番大きい理由かもしれません。

養成講座は極端に言うと修了できれば取得できますが、試験は合格が必須です。その試験に合格すれば自信につながるのは言うまでもないでしょう。

日本語教育能力検定試験の難易度まとめ

今回のコラムでは「【日本語教育能力検定試験は独学OK】難しい?合格率と難易度」をご紹介しました。

試験の受験資格は制限がないため、誰でも受験することはでき、独学でも日本語教育能力検定の合格を目指すことができます。

ただ、試験内容が多く出題範囲が広いので、試験の合格率も低く難易度は低くはありません。

ただ、費用や時間をかけて日本語教師養成講座に修了したり、大学などの専門機関に入りなおすことと比べると取得しやすいとも言えます。

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